潮海寺(菊川市)は祇園祭の歴史舞台!

菊川市にお住まいのあなたは、おまつりに積極的に参加されていますか?

それとも、おまつりにはあまり興味のないほうでしょうか?

今回は、菊川市内でも独自のおまつりの形態をとっている潮海寺(付近を散策)にいってまいりました。

潮海寺は菊川の他の町内会とは違った独特な雰囲気があり、歴史を感じられる景色も拝見することができましたよ。

祇園まつりにふさわしいロケーションで仁王門までの石段は壮観でした。

潮海寺は地名でもある!?

冒頭から「潮海寺」という名称を何回かお伝えしてきたので、お寺の名前だと思っている方も多分いらっしゃいますよね?

でも、じつは住所でもあるんですよ。(※もちろん、お寺もありましたが・・・。)

菊川市潮海寺・・・番地。というように菊川市内に属する自治会のなかのひとつです。

菊川市内では東寄りに位置していて東海道本線、JRの線路沿いの踏切を超えたところからが潮海寺という認識です。(これはあくまでもワタシの感覚です)

菊川駅を金谷に向かって東にくだっていった道沿いから左折して線路を渡っていくと、潮海寺地域(仁王門のある)に入っていくことができます。

実際の潮海寺はもう少し広い範囲なのでその部分だけではありませんが。

とにかく一度も訪れたことのない方は祇園まつりの舞台をのぞく意味でも散策されてみてはいかがでしょうか?

菊川市内にいながらにして、少しだけ過去にタイムスリップできるかもしれませんよ。

仁王像の石段を屋台が下がり上がりして「潮海寺祇園お囃子」を盛り上げます!

「潮海寺八坂神社祇園まつり」は3年に1度、7月の下旬に3日間行われます。

内部左右に高さ3メートルほどの寄木造りの仁王像が立っている仁王門は、市指定文化財になっています。

どちらの仁王様も丸い大きな目で迫力のあるお顔をされていますが、なんとなく愛嬌があり親しみが感じられました。

ものすごく怖くなくて漫画チックな潮海寺の仁王像は一見の価値ありですよ!

おまつり広場に史跡案内の地図が

仁王門をくぐって奥に入っていくと潮海寺おまつり広場があります。

入り口には潮海寺古跡位置図があるので、古跡めぐりをされたい方には道しるべとなってくれるはず。

広々した公園になっているので、ここを拠点にして散策できそうですね。

おまつり広場として看板がでているのは菊川市内では潮海寺だけかもしれません。

「潮海寺」そのものを見ることができました!

私はお寺の潮海寺があることを知らなかったのですが、今回の散策で初めて発見できました。

しっかり駐車場も完備された立派なお寺でした。

仁王門から少し奥に歩いていったところにあるので、おまつり広場のあたりで立ち止まってしまうとお寺の存在を知らずに通ってしまいそうですが、おおもとの潮海寺はお寺から始まっていると思うので、また、そこは深堀りすると面白い発見ができそうですね。

潮海寺仁王門の場所はどこ?

祇園まつりの歴史舞台、潮海寺(菊川市)は趣深い散策エリアです

菊川市指定無形民族文化財になっている潮海寺祇園囃子。

そのおまつりの舞台となる潮海寺を今回は訪れてみました。

祇園まつりの由来は貞観11年(869)に京の都に疫病が流行し、蔓延をおさえ災厄の除去を祈ったのが始まりだそうです。

歴史のある潮海寺の祇園まつりは、菊川市内では基調な文化財なので機会があれば、ぜひ、のぞいてみたいものです。