菊川市のお隣、島田市に諏訪原城跡があります。
歴史マニアのかたなら既にご存知ですよね。
諏訪原城跡を散策するのに案内所となるビジターセンターは、島田市菊川1174番地にあります。
偶然、菊川市の菊川と住所が同じ名前なところに、なにかご縁を感じませんか?
今日はまだ新しい諏訪原城ビジターセンターについてリポートしていきたいと思います。
目次
諏訪原城とは?
そのまえに諏訪原城について予備知識としてすこし頭に入れておきたいですよね?
諏訪原城は続日本100名城(平成29年4月6日「城の日」)に選定されています。
菊川市近辺では高天神城も続日本100名城、掛川城は日本100名城に選ばれています。
諏訪原城は武田勝頼が城内に諏訪大明神を祀ったところからつけられた城名とされてきました。
戦国時代の武田軍と徳川軍の攻防のために武田勝頼によって築かれた山城で、武田氏が滅びたあとは徳川氏の城「牧野城とよばれるように」となりましたが、その後廃城。
菊川市近辺には武田勝頼いにしえの遺構が多いように感じられますね。
諏訪原城ビジターセンターのみどころは?
諏訪原城跡を散策するまえに立ち寄ると、遺構を順番に廻っていくうえでより理解を深めることができるのが諏訪原城ビジターセンターです。
2019年3月23日にオープンした施設だけあって、まだ新しくてきれいでした。
こちらのセンターには歴史に精通した学芸員さんが常駐していて、わからないことや質問に親切に答えてくださり、とても居心地のいい館内。
武田氏、徳川氏の戦国時代は歴史マニアでなくても一般知識として周知されている時代ではないでしょうか?
そのせいもあってか、この日は雨でしたがビジターセンターに寄ってから散策に向かう人達をちらほら見かけました。
では、諏訪原城ビジターセンター内のみどころについてご案内します。
丸馬出の機能イメージ模型がみごと!
玄関から入って隣の展示室に足を向けると、すぐにみごとなジオラマ模型が目に入ってきます。
島田工業高等学校建築科3年生模型班の生徒さん9名による制作のものでした。
諏訪原城落城後、牧野城となった城を守る徳川軍と城を奪い返そうとする武田軍の戦いを再現したジオラマ。
細部まできめ細かい創りで高校生がここまでの技術!?と感嘆しました。
このジオラマから戦国時代当時の様子がうかがえます。
諏訪原城の特徴や時代背景についての掲示物
みごとなジオラマの周りには山城であった諏訪原城の構造の説明図や時代背景、当時の様子、年表などの掲示物の展示もされていました。
諏訪原城跡発掘調査出土遺跡も
城跡発掘調査の作業中様子の掲示物や実際に出土した遺物も見ることができます。
なかなか詳しい説明が添えられていてわかりやすいと感じました。
ガチャガチャで記念品が買えます
なんとこのビジターセンターはガチャガチャで来館記念品を購入できました。
諏訪原城御城印、クリアバッチ、缶バッチがどれも税込み300円で買えます。
来館記念にいかがですか?
わたしは諏訪原城御城印を購入したら、ラッキーなことにその日限定の木札もプレゼントしてもらえましたよ!
城跡散策のまえは、ぜひ諏訪原城ビジターセンターへ
今回は雨だったのでビジターセンターのみの見学で遺構の散策は次回になってしまったのがすこし残念です。
でも、しっかり予習ができたので次回は城跡をくまなく廻ることができそう。
とても楽しみにしています。
あなたも菊川市のお隣、島田市諏訪原城ビジターセンターに観光でいってみてはいかがですか?