菊川市民のあなたは「あかっちクリニック」(菊川市赤土)を利用されたことはありますか?
菊川市立総合病院の地域版となる「あかっちクリニック」は家庭医療全般にわたって相談できる地域立脚型の医療センターです。
菊川市民にとっては安心できる「かかりつけ医」といってもよいでしょう。
たとえば風邪をひいているけど湿疹もできていて・・・。
内科と皮膚科の両方にかかりたいけどどうしたらいいの?
という事態になったときに、家庭医療を専門とする「あかっちクリニック」がとても助かる「かかりつけ医」となってくれるのです。
「あかっちクリニック」は単に菊川市立総合病院の分院と認識されているかたも、まだ多いかと思い今回は「あかっちクリニック」が看板としている家庭医の役割についてお話させていただきますね。
そもそも家庭医とは?
「あかっちクリニック」は「菊川市家庭医療センター」ともいいます。
「家庭医療」と名のつくとおり、医療センター内は診療科ごとに仕切られていません。
したがって、患者さんひとりひとり、どこが悪くて来院しているのかが明確にわからない環境となっています。
そのため、プライバシーも守られ 受診しやすいというメリットのある「あかっちクリニック」。
かんたんにいえば、家庭医とは診療科ごとに分かれた専門医とちがい、医療全般を幅広く診ることのできる病院のことです。
「あかっちクリニック」に勤務している先生がたは、専門の分野(産婦人科、呼吸器系など)を診ることは当然なのですが、専門分野以外のことも診察できる、医療全般の知識を持った優秀なお医者さんたちなのです。
「あかっちクリニック」の利用の仕方
ここからご説明するのは「あかっちクリニック」を最大限に利用する方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
受診する科を迷ったとき
たとえば、あなたが最近、出勤前になるとお腹が痛くなり仕事にいけなくなりました。
その場合、腹痛なので内科を受診しようと思うかもしれません。
でも、その腹痛はもしかしたら心因性のストレスによるものかもしれないですよね?
そうなると内科ではなく、心療内科にかかったほうがいい?と迷うことになります。
家庭医療センターは、こういう患者さんにとって的確な対応をしてくれる場所なんです。
介護問題で家族内がもめたとき
祖父母の介護や老老介護などで、家族も疲弊してしまうお宅は菊川市内でも少なくないと思います。
介護する人とその家族、介護される人の話を家庭医の先生はきちんときいてくれ、どのようにしたら関係性を悪化させずに介護を続けていけるかについても一緒に考えてくれます。
困った問題に出くわしたときに、家族構成や家族間の悩みなどに真摯に向き合い相談にのってくれる家庭医の先生は、信頼できる主治医ともいえるでしょう。
もし、家庭医の先生がその病状について専門の科で、さらに治療が必用と判断した場合は、専門医に紹介状などを書いてくれるので安心です。
最初は「あかっちクリニック」を受診しても、病状次第では菊川市立総合病院の担当科に まわしてもらえます。
家族全員がまず、最初は「あかっちクリニック」にかかれば大丈夫ということですよね。
「菊川市家庭医療センター(あかっちクリニック)」で家族の健康は安心
今日の家庭医のお話はいかがでしたか?
菊川市は日本で2006年から始まった「家庭医」の研修後、早々にして「菊川市立総合病院」の分院として「あかっちクリニック」を併設したので、すすんだ街だとわたしは思います。(ちなみにアメリカ、イギリスでは1970年~家庭医が確立した専門医として認められています)
菊川市民は恵まれた環境で生活できてラッキーですね!
今回、家庭医の定義を理解していただけたなら、さらに「あかっちクリニック」をじょうずに活用してもらえるのではないかと思います。
あなたのご家族でも「あかっちクリニック」を「かかりつけ医」にしてみませんか?