毎日、不要不急の外出をがまんして親子でおウチにいるとストレスがたまりますよね。
時々は気分転換で気持ちを発散したくなりませんか?
そんなときは今まで時間がなくてできなかったことにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
普段は仕事と家事で忙しく好きなことをする時間のなかった方には今がチャンスです。
学校がお休みになったお子さまとご一緒のケーキ作り時間はなかなかストレス解消になりますよ!
目次
にんじん嫌いなお子さまにオススメのケーキ
あなたのお子さまは好き嫌いがありませんか?
たとえば、お子さまの苦手な緑黄色野菜を食べやすくお料理するのは至難の業ですよね。
とくにオレンジ色で形のわかりやすい「にんじん」はカレーやシチューに入れても上手に見つけて残してくれる代表的なお野菜です。
でも「にんじん」はケーキに入れるとお子さまも気づかず喜んで食べてくれると思いますよ。
しかも、ほんのりきれいなオレンジ色にできあがります。
おウチ時間で「にんじん」を使った「キャロットケーキ」をぜひお子さまと一緒に作ってみませんか?
※にんじん=carrot(キャロット)英語
にんじんの栄養は?どこがヘルシー?
でも、キャロットケーキ作りのまえに「にんじん」の栄養について少しおさらいしてみましょう。
「にんじん」は緑黄色野菜でβカロテンが豊富に含まれていることはご存知のかたも多いですよね。
にんじんの栄養と効能:βカロテン(体内の老化防止、アンチエイジング効果)、ビタミンA(肌荒れ予防)、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウム(むくみ防止効果)、カルシウム、鉄分、リン、ペクチン(便秘改善効果)等
以上のようにビタミンも豊富でバランスのよい栄養素が含まれているのは一目瞭然ですね!
調理方法でにんじんの栄養素はどう変わる?
緑黄色野菜は加熱によって栄養素が分解されてしまうイメージをもつ方が多いかもしれませんが「にんじん」は熱を加えると栄養価が上がります。
なんと加熱するとβカロテンが生の2倍になります。
したがって煮たり炒めたりして食べるのが好ましいですし、にんじんの栄養素は皮付近に多く含まれているので皮ごと調理するのがオススメです。(栄養価の高い皮部分をピーラーで厚く剥いてしまうのはもったいないということですね)
さらに油と同時にとるとβカロテンの量も増え効率よく吸収できるので油を使うレシピが理想的です。
加熱と油が両方レシピに含まれている「キャロットケーキ」は王道のにんじんレシピに入りそうですね!
キャロットケーキの作り方
さて、いよいよ「キャロットケーキ」の作り方をご紹介していきます。
「にんじん」の栄養を逃さずとれるよう、よく洗って皮付きのまま使いきりましょうね。
キャロットケーキのレシピ
ケーキのタネ
・小麦粉 175g
・重曹 小さじ1
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・シナモン 小さじ1
・塩 小さじ1/4
・にんじん 140g
・サラダ油 150cc
・卵 2コ
・砂糖 140g
1, ケーキのタネをまぜあわせ粉ふるいでふるいます。
2, にんじんはすりおろします。(フードプロセッサーでピューレ状にしてもOK)
3, ボールに油、卵、砂糖を入れ泡立てます。(電動泡立て器を使うとラクです)
4, 3に1をまぜ、さらに2のにんじんも加えゴムベラで粉っぽさがなくなるまでさっくりとまぜあわせ型に生地を流します。
5, 160℃のオーブンで約25~30分焼きます。(竹串をさしてみて生地がついてこなければできあがり)
にんじんを使ったヘルシーケーキ作りでおウチ時間もバッチリ!!
おウチでのヘルシーケーキ作りも「にんじん」を使えば栄養もバッチリ、お財布にもやさしいので、ぜひ親子で挑戦してみてはいかがでしょうか。
お子さまと役割分担してのケーキ作りは家庭科の授業!?にもなりますし、ケーキが焼き上がったときの達成感はやみつきになるかもしれませんよ!
栄養満点の「キャロットケーキ」ですてきなおウチ時間を。