新型コロナウイルスとは?予防対策は?いつまで続くの?

中国から発生した新型コロナウイルスが、今世紀最大?!の感染の勢いで世界中に拡がっています。

初期症状は風邪のように咳や発熱をともなうので風邪と勘違いしやすいようですが、37,5℃以上の熱が長引き、さらに悪化する場合は注意が必要です。

多くの方は軽症で快復されていますが、基礎疾患のある方(糖尿病、慢性の腎臓病、高血圧、がん、ぜんそくや呼吸器疾患、免疫を抑制するおくすりを飲んでいる方)は重症化することもあると医療関係者は伝えています。

菊川市でも感染者を出さないためにホームページ等で対策方針を3月5日に公開しています。

では、もう少し詳しく調べていきましょう。

新型コロナウイルスの種類ってあるの?

厚生労働省の説明にもあるように人に感染するコロナウイルスは7種類見つかっているそうです。

その中の1つが「新型コロナウイルス」です。

以前発生したSARS (重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)の2種類もコロナウイルスです。

その他4種類のウイルスは一般的な風邪の原因の約1割~1,5割程度を占めているようです。

今回、世界的に拡がっている新型コロナウイルスは潜伏期間が平均5日といわれていて、感染者の8割くらいは軽症で済むのが特徴のようです。

感染を予防するために、どのように対応すればいい?

最近、国内で感染が拡がったライブハウスの事例から、感染対策について具体的に考えてみましょう。

現在、世界中で混乱を引き起こしているコロナウイルスですが、基本的には普通の風邪やインフルエンザと同様な感染経路(飛沫感染、接触感染)に注意を払っていくのが適切な対策方法といえるでしょう。

前述したように飛沫感染、接触感染の観点からいえば、ライブハウス内は至近距離で密集して歌ったり会話したりする閉鎖された場所。

この中に風邪気味の参加者(本人も自覚していない新型コロナウイルス陽性保持者)が混ざっていれば容易に感染は拡がることが考えられます。

感染を防ぐには:予防法1

・限られた空間に集団で集まって近距離で会話や接触をしない。

・やむを得ず屋内等、人混みの多い場所へいかなくてはならない場合はマスクを付けるようにする。

予防法:2

こまめな手洗いと消毒を徹底する。

インフルエンザの予防と同じで外から帰ったり、他者が触れたものを触ったりしたあとは石鹸で手洗いをし、アルコール等で手指を消毒するのが効果的。

現在、アルコール製品は品薄状態※で手に入りにくいので、こまめな手洗いをするだけでも感染予防につながるといえるでしょう。

※自家製アルコール消毒液:ドラッグストアで購入できる「無水エタノール8:精製水2」の割合で作れます。

新型コロナウイルスの収束はいつごろ?

新型コロナウイルスの感染拡大について、80パーセント以上の人が収束宣言する時期がわからないことや対処療法を主とした治療法に頼らざるを得ないことに不安を感じている――。そんな調査結果を民間調査会社「サーベイリサーチセンター」が発表した。

現在、イタリアを筆頭に欧米諸国が感染者で医療崩壊を起こしつつある状況に則って、フランス、スペインも必用以外の外出は規制をかけ始めています。

日本は2月後半から休校や集まりの規制を始めていて感染者が膨大に増えていない状況なので、海外も同様に外出制限によって感染者の拡大は次第に抑えられていくのではないかと予測されます。

「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(新聞)」で新型コロナウイルスの最初の感染例が昨年11月17日になっている(中国政府未公開の記録より)と報じられ約4ヶ月経過した3月14日時点で収束に向かってきているとメディアで発表しています。

このことから推察しても、日本国内も初感染がみられた4ヶ月後の5月、遅くても6月くらいには収束されるのではないでしょうか。

菊川市の学校閉鎖情報

3月3日(火)から春休みに入るまで菊川市内の小中学校は臨時休業となります。

なお、新型コロナウイルスの状況によっては、再開することがあります。

臨時休業中の部活動はありません。

放課後児童クラブ

緊急対応の期間:3月3日(火)~3月18日(水)

利用可能な児童:利用申込みが完了している1年生~3年生となります。(※3年生は14時~18時の利用)

開所する時間:午前7時30分~午後6時

長期休暇利用:3月19日(木)からは通常の長期休暇利用とします。(※4年制以上の利用も可能)

以上、菊川市教育委員会ニュース:更新日2020年3月12日より

菊川市の皆様ができること

静岡県内は感染者が全国でもトップクラスに少ないので、菊川市民の皆様もこの状態を維持し、新たに市内から感染者を出すことのないよう今までどおりマスクの着用、手洗い消毒等、自分や家族でできる感染予防を心がけましょう。

春休みでお子さまが出かけたい場合も、公園等、空気が動く感染しにくい場所へ連れ出すようにすれば感染を防ぎやすいと思います。